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第6回シャーロック・ホームズ読書会フォローアップ

2018 年5月5日(土)に、中村生涯学習センターにて「第6回シャーロック・ホームズ読書会」を開催しました。

課題作品は『シャーロック・ホームズの復活』。「最後の事件」で死んだはずのホームズが復活します!

課題作品。左が河出書房新社、右が創元推理文庫。

ゴールデンウィークのなか、2名の方に参加いただきました。今回は少人数ということで、1作1作を丁寧に検証していったためか、あっという間に終了時間となりました。

ハンドブック、プチセッション

シャーロック・ホームズ読書会では、毎回読書会の参考になるような資料を配付し、それを収めたファイルを「ハンドブック」と呼んでいます。今回は課題作品に含まれる「踊る人形」特集です。

「踊る人形」は暗号解読の物語ですが、暗号を表にまとめて、簡単に参照できるようにしました。

また「踊る人形」の暗号文を簡単に入力して遊べる以下のサイトを作成し、紹介しました。原作には出てこない文字は独自に創作し、頭を白抜きにして区別しています。眠れない夜などには(?)、このページを開いて遊んでみてください。

「踊る人形」フォントデモサイト
https://nagoya-sherlockholmes.official.jp/dancingmen/

ホワイトボードにも暗号を書いてみました。NAGOYA SHERLOCK HOLMES STUDY GROUP(名古屋シャーロック・ホームズ研究会)

ホームズグッズとして紹介した『シャーロック』の拡大鏡。

読書会

今回は『ミステリハンドブック シャーロック・ホームズ』(ディック・ライリー&パム・マカリスター、原書房、2010)を副読本として、読書会を進めました。

『ミステリハンドブック シャーロック・ホームズ』

『シャーロック・ホームズの復活』は 13 話の物語が収録された短編集です。印象が薄く、記憶が曖昧な事件もチラホラあるものの、これまでよりトリックのレベルが上がっていたり、定番の「遺産をめぐる話」が多かったりします。全体的に面白いアイデアの作品が多いため、読書会で話をするのが楽しかったです。

ワトソンは美人が登場するとやたらと詳細な描写をすることで知られていますが、今回登場する美人描写を比較したりしました。ただ、「ひとりきりの自転車乗り」のヴァイオレット・スミス嬢だけは美人のはずなのに描写が少なく、気が強い女性なのでワトソンの好みではなかったんだろうという結論に達しました。

じっくり1作1作を検証したため、最後まで到達する前に時間切れ。読書会後のランチでその続きを話し合いました。

参加者プレゼント。ホームズのコスプレをしたスヌーピーが描かれたマスキングテープ。

次回予告

次回は6月2日(土)午前に、ウインクあいちにて行います。課題作品は『恐怖の谷』です。長編小説としては最後の物語となります。スケールが大きい物語できっと楽しんでいただけるはずです。ぜひご参加ください!